Wall Street Jounalにこんな記事が掲載されていました。 おびえる投資家が米国株を下支え? この記事に掲載されていたデータが気になり、過去のデータなど調べた結果、米国株は中長期的にはやはり上昇するという結論に至りましたので、興…
コラム
米コロナ緊急事態宣言解除によってインフレ要因がひとつ減る理由
先日のWHOによるコロナ緊急事態宣言の解除、日本の5類への移行に続いて、米国でも「公衆衛生緊急事態宣言」が解除されました。 日経新聞:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN10E0F0Q3A510C2…
米国個人投資家のポートフォリオの巨大ハイテク企業の割合が高すぎる件
WSJの米IT企業株が復活という記事で気になった部分。 AMD, Alphabet, Amazon, Apple, Meta, Microsoft, Netflix, NVIDIA, Teslaは合わせて、S&P500種指数を構成す…
3月FOMC会合の利上げ幅、パウエル議長の議会証言を経て何に注目すべきか
日本時間 3月8日朝方にFRBのパウエル議長が議会証言をしました。 年初からの数々の強い経済指標が見受けられる中で、パウエル議長はデータ次第では利上げペースを加速させる用意があると発言しました。 2022年11月まで4会合連続で0.75ポイ…
米失業率が歴史的低水準でも消費は鈍るとしか思えない
2月24日(金)の米PCEデフレータ発表前にまたまた米国の家計が苦しくなっていることを示す調査結果が公開されていたのでシェアしたい。 先日お伝えしたクレジットカード・ローンの延滞率増加の記事(米国消費者の財布には時限爆弾が設置されつつあるか…
米利上げペースは再び0.5ポイントになるのか
年明けから年内利下げ転換ムードで株価は上がり、債権市場も好調(利回りは低下)だったものの、様々な経済指標が高いインフレ圧力を示唆していることで、FRBのタカ派姿勢がブラフではなく説得力のある道筋だと認識されつつあります。 日に日に利上げの最…
マクドナルドの値上げはさらに続く可能性が高い
2023年1月にマクドナルドの値上げが発表され、我らがハンバーガーが税込170円となりました。2022年3月の値上げまでは110円でしたので、この1年間で約55%の値上りです。 昔は60円でハンバーガーが変えた時代もあったことを考えると、少…
米国の家計は貯蓄を取り崩し、限界に近づきつつある
先日発表された1月の米雇用統計は市場予想を大幅に上回り、失業率は53年ぶりの低水準となった。FRBが利上げ継続姿勢を貫きながらも、市場はブラフと考えて上昇相場だっただけに、米国労働市場の恐ろしいほどの底堅さは大きなサプライズとなった。 この…
米国労働市場の強さは今後も続くのか
前週末に発表された雇用統計は市場の予想を遥かに上回る数字でした。 失業率は3.4%、非農業部門就業者数は前月比で+51.7万人と予想の18.7万人の約3倍近い数字でした。 米国の労働市場の底堅さは重々承知していたものの、それでもなおこの強さ…
米国消費者の財布には時限爆弾が設置されつつあるかもしれない
先月、米国の実質賃金の低下などを理由に2023年の景気後退入りは不可避かもしれないと述べた。 実質賃金の低下、つまり給料で買えるモノやサービスの量が減っているのだから、賃金が多少上昇しているとはいえ消費は落ち込むハズである。 しかしながら実…