こんにちは、GOEMONです。
今回はAIに書かせてません。笑 全部人力で書きます。そのため、誤字脱字があったらごめんなさい。
先日、Claude Sonnet と Opus の4が発表されたあとにClaude CodeがIDE(エディタ)でも使えるようになったとのことで、ClaudeのMaxプランを契約してClude Codeをガンガン使っています。
それで色々とClaude Codeの感想を呟いていたら、X(Twitter)のTLがClaude Code関連で埋め尽くされちゃったのですが、Cusror内で使うMaxモードとClaudeのMaxプランを混同している方が結構いらっしゃったので、違いを解説。
1.CursorとClaude Codeは違うサービス
大前提、CursorとClaude Codeは全くの別サービスです。
ClaudeのMAXプランに加入してもCursorでClaude Opus 4使い放題にならないですし、逆にCursorのProプランに加入し、Cursor内でClaude Opus 4をモデル選択しMAXモードでコーディングを実行してもらってもそれはClaude Codeは関係ありません。
おそらくこの記事を読んでいる方はCursorは使っててClaude Codeは使ってないパータンが多いと思います。
Cursor:AI使えるエディタ

Claude Code:ターミナルなどで起動するCLIのサービス

例えば、Claude Codeは設定するとCursor内で使えますが、使えるといっても普段のチャット欄ではなく、Cursor内のターミナルで起動して使うことになります。(Windowsだと設定結構面倒です)
この下の画像が実際の私の今の環境で、右に普段のCursorチャット、下のターミナルにClaude Codeのインターフェイスがあります。

これは私がCursorの中のターミナルで使えるように設定したので、こうなってますがデフォルトは普通のコマンドプロンプトやターミナルで “Claude” とコマンドを打って起動するようなCLIのサービスです。
そもそもはClaude CodeをCursor内で使うサービスではなく、私がカスタマイズして設定しているだけな点に注意。2つは別モノです。
あと、Cursorの”MAXモード”とClaudeの”MAXプラン”という名前が似ているのが混同される原因のひとつでもあると思うので、読み間違えないように注意です。
2.CursorのMaxモードについて
Cursorで使うMaxモードはClaudeのMaxプランと関係ないという点について解説していきます。
Cursorのチャット欄でモデルを選択すると「MAX Mode」というトグルスイッチがありますね。

これはCursor内のロングコンテキストを扱うためのモードです。
Cursor公式ドキュメント:https://docs.cursor.com/context/max-mode
これは、コンテキストウィンドウが大きい作業をお願いしたい時に使う ≒ たくさんのファイルや大量のコードを与えるようなタスクをお願いする時に使うモードです。
Cursorでは色んなAIモデルを選択できるわけですが、MAXモードも勿論いろんなモデルが対応していまして、
・Claude 3.5 / 3.7 / 4 Sonnet
・Claude 4 Opus
の他にも、
・Gemini 2.5 Pro
・GPT 4o / 4.1 と o3 / o4-mini
・Grok 3 Beta / 3 mini
がMAXモードで使えます。
Cursor公式ドキュメント モデル一覧:https://docs.cursor.com/models?max-mode=true#models
なので、ClaudeのMAXプランを契約せずとも、Cursor Proを契約していればMAXモードをONにして使えます。
ただし!MAXモードは通常モードの枠では実行できず、従量課金をONにしないと実行できません。ブラウザでCursorのセッティングページにログインして「Enable usage-based pricing」をONにして、予算上限を入力しなければなりません。

なぜかというと、CursorのMAXモードは100万トークンあたりのリクエスト消費量がモデルごとに決まっているからです。
この辺の計算は複雑なのと、初見だと多分理解できないので別の記事で詳しく解説しますが、ここでも軽く説明をしておきます。
Cursorの基本の料金体系は2025年5月末現在、Proプランなら毎月 500リクエストまで定額です。
つまり、1リクエスト = 0.04 ドル で計算されているわけです。
このリクエストがまた厄介なのですが、基本的にはGemini 2.5やClaude 3.7などのプレミアムモデルを使うと1チャットで1リクエスト消費されます。
しかし、MAXモードだとトークン消費量多いのに1チャット1リクエストじゃ採算取れないのでモデルや作業量に応じて、かかった分のコストをリクエスト換算し、従量課金されるというのがMAXモードなのですね。
Cursor公式ドキュメント MAXモードの料金解説:https://docs.cursor.com/models#max-mode
MAXモードが登場してすぐに渡しが試した際には、170リクエストを1発で持ってかれたので注意が必要だし、高いので基本的には使わない方がいいです。何リクエストかかるわからない作業をお願いするのは心臓に悪いからです。
3.ClaudeのMAXプランについて
そして次!ClaudeのMAXプランについてですが、まず、厳密には「Claude CodeのMAXプラン」は存在しません。
ClaudeのプランにProとMaxがあって、ClaudeのMaxプランを契約するとClaude Codeが定額でほぼ使い放題になる。という理解をするのが正しいかと思います。
このClaudeのプランはClaude Codeだけじゃなく、ウェブやアプリで使える普通のClaudeとも共通の有料プランなので、ChatGPT PlusやProを契約してるのと同じ認識でOKです。下記画像では「最大」という日本語になってますが、これが”MAX”プランです。

ちなみにProプランではClaude Codeは使えないので注意です。後述するAPI従量課金を除き、定額でClaude Codeを利用するためには最低100ドルのMAXプランに加入する必要があります。
そして、さらにClaudeのMAXプランの中に100ドルと200ドルのプランがあります。
100ドル:Proプランにくらべて5倍の使用量
200ドル:Proプランにくらべて20倍の使用量
が使えるという公式の料金体系の説明ですが、ここは不透明だし、色んな記事やスレッド見て試算したとて、自分が実際にどれくらいの使用量になりそうかわからないので、試したいなら100ドルの方で契約すればOKです。
たいていの場合は100ドルのプランで充分足りるはずだし、毎日コーディングさせてる私も足りる見込みです。
5時間で1セッションとして区切られるそうで、その中で225~900通のチャット or CLIプロンプト 50~800回みたいな目安があるのですが、内容や与えるコンテキストの量によって差がありすぎるので、試算しても意味なさげです。
また、Claude Code内でもモデル指定ができるのですがOpus 4を使うか Sonnet 4を使うかでも上限リミットが変わります(Opus 4の方が早く上限に達する)。
繰り返しになりますが、こんな感じなので試したい場合はとりあえず100ドルプラン、上限に達したら5時間待ってセッションがリセットされるのを待てばいいし、どうしてもガシガシ使いたければ200ドルにアップグレードすればさらに100ドルの4倍量使えるので、まず上限に達することはないかと思います。
4.Claude CodeのAPI課金について
ここまでで、CursorのMAXモードとClaudeのMAXプランで使うClaude Codeについて理解できたと思いますが、Claude CodeをClaudeのAPI従量課金で利用する方法もあるんですよね…。
これがまたややこしい。というか、これがあるからCursorのMAXモードの従量課金とClaude CodeをAPI従量課金で使うというのがゴチャゴチャになって混同している人が多い気がする。
このClaude Code × Anthropic APIの従量課金は単純に使った分だけAPI使用料を払う形なので、試したい方はどうぞ。
私はいくらかかるかわからない状態で使うのが苦手なので、ClaudeのMAXプランに契約して使うのをオススメしますが、1つ2つの機能開発だけとりあえず試したいというぐらいであれば、API従量課金で試すのもありかもしれません。
5.CursorにAnthoropic API Keyを登録してClaudeモデルを使うのはCursorだよ!
これもまた多そうな間違い!
Anthropic APIを使ってClaude Codeを動かすのと、Cursorに自分のAnthoropic API Keyを登録してCursor内のチャットでモデルをClaude 4に指定して使うのは、Claude Codeではないので注意!

繰り返しますが、それはCursorです。Claude Codeはターミナルで動かすCLIです。

お間違いなきよう。
6.結論:Claude Code使いたきゃClaudeのMAXプランに契約で使い倒すべし
以上でCursorのMAXモードとClaudeのMAXプランについての解説は終わりです。
3ヶ月近く毎日Vibe Codingしている私としては、CursorのMAXモードは基本的に使う必要なく、MAXモード使いたいぐらいの大きなコンテキストを日常的に扱うなら、ClaudeのMAXプランに契約してClaude Codeをガンガン使うのがオススメです。
そしてですね、この記事は完全に人力で書いたので、もしClaudeのMAXプランに契約する時はこのリンクから登録してくれると嬉しいです。笑
Claude MAXプラン:https://claude.ai/referral/HNKfqNpgIw
ここから登録してもらえると、私が無料で4ヶ月も使えるようになる抽選に参加できるみたいです。
そして、ここから登録してくれた方、Twitterで絡んでください。MAXプラン入ったよ、と一言ください。今後色々と情報交換しましょう!@goemon_tokyo
次回は、CursorでClaude Sonnet 4を使うのと、Claude CodeでSonnet 4使うのは何が違うのか、性能差はあるのかについて、まとめてレポートしようと思います。
体感値としては、Claude Codeの方が圧倒的にアウトプットの質がいいです。同じSonnet 4を指定していてもそうですし、Claude CodeはOpus 4でも気兼ねなく使えるので、なおのことClaude Codeに軍配が上がっているという現状です。
それでは!
もし記事が参考になったらTwitterでシェアしてくれると嬉しいです!
オマケ:Claude Codeのインストールから使えるようにするまでの手順は記事書いてないので、参考になる記事を置いておきます。特にWindows環境でCursor内のターミナルで使えるようにするのはひと手間かかります。
下記2つの記事を参考にしつつ、わからない点があればChatGPTでも何でも手順を聞けば問題ないと思います。どうしてもわかなければTwitterでリプください。@goemon_tokyo
Claude CodeをWindows上で使う方法:https://zenn.dev/acntechjp/articles/eb5d6c8e71bfb9
Claude CodeをWindows版Cursorで使う設定:https://note.com/nyattoh/n/n8cdd30a994f0?sub_rt=share_pw
Claude CodeをUbuntuで試してみたけどどうなん?:https://note.com/mega_gorilla/n/n52645704880c?sub_rt=share_pb