こんにちは、GOEMONです。

年初からDeepResearchやらNotebookLMやらに驚いてたのですが、Claude 3.7 Sonnetが出てからは頭の中でアイデア止まりだったものをAIにチャットするだけで作れるんじゃないかとワクワクが止まらず、もっぱらClaudeばかり触って情報収集しています。

そのClaudeを使って、先週からGoogle Apps Scriptとスプレッドシートで業務の一部を自動化するツールを作ってみました。

3つ作ったのですが、1つは業務というか個人ののも含みますが、株式投資を効率的にするための配当利回りアラートです。

1.配当利回りアラート

登録しておいた銘柄を1日に1回チェックして、配当利回りが銘柄ごとに登録しておいた閾値を超えたら自分のメールアドレスにメールを送信してくれるというツールです。

こんな感じで「銘柄コード」と「配当利回り閾値」を入力しておくと、自動で1日1回「最新配当利回り」を取得して記入、閾値を利回りが上回っていたら「通知先設定」で設定したメールアドレスにメールが送信されます。

「通知ログ」のタブにはこんな風にスクリプトがちゃんと動いているかをログとして残してくれるので、バグがあればすぐわかります。

エンジニアの方からすると、こんなのはすぐに作れるのでしょうけど、僕のような非エンジニアにとっては適当にチャットしてコピペしてデバッグして~を繰り返すだけでプログラムが完成するのは驚きです。

2.YouTuber検索ツール

本業でインフルエンサーに案件をお願いすることが多々あるのですが、案件ごとにマッチするYouTuberを探すのが結構大変。

まぁそれが面倒なのでクライアント担当者から僕のところへ依頼が来て、その手間賃や理由付けが我が社の利益になるので頑張るしかありません。

これを効率化できると提案できる数も質もアップできるので、ず~っと作ろう作ろうと思いながら、面倒なのと他に優先したいことがあってツールを作らず何年も経過。

しかしながら、Claude 3.7 Sonnetなら速攻できるんじゃ!?と思ったら数時間で完成。

「検索キーワード」を入れて、最小/最大のチャンネル登録者数、検索を動画とチャネルどちらにするかを決め、Claudeが作ったメニューの「YouTubeチャンネル検索」の「チャンネル検索」を実行すればYouTube Data APIを使って条件に該当するチャンネルをリスト化してくれます。

検索が完了するとポップアップで何件のチャンネルが見つかったかと、YouTube Data APIには1日に使える「クォータ」というトークンみたいなのがあるので、それの消費量を教えてくれます。

そして、出来上がったリストがこんな風に出力されます。

キーワードに引っかかったチャンネルを取得するので、精度を上げるには複数キーワードを指定してあげる必要がありますが、基本的には大幅に時短できます。

過去1ヶ月の間に動画投稿しているチャンネルだけに絞り、チャンネルがアクティブかどうかも判定基準に入れています。

また、「所属事務所キーワード」というのも設定しておいて、それに当てはまる語句がチャンネル説明に含まれていたら表示するようにしています。

YouTube Data APIの1日利用制限がちょっと面倒ですが、業務効率化に繋がっています。

3.VTuberリスト化ツール

これも同じような感じで、クライアントからVTuberを起用したいという要望が最近多いので、作りました。

ライブ配信のデータも取得できることをAIとのチャットで知り、YouTuber発掘と同じような手順で作りました。

ただ、1つ違うのはこちらは「ライブ配信」しているVTuberを探して取得していろいろなデータをリスト化するツールにしています。そのため、4時間に1回、つまり1日6回自動で実行してデータを取得してくれています。

もう少し頻度高めにしたいのですが、APIに上限があるのでこの回数にとどめています。

4.まとめ

という感じで、素人が1週間で仕事の合間(と若干の徹夜)で生成AIを活用することでツールを簡単に作れました。VTuberのツールはかなりエラーを吐いたので結局トータルでは5時間ぐらいかかった気がしますが、初心者なのでそれでもやる価値はあったかと思います。

それ以外の2つは30分とか1時間、いっても2時間ぐらいで出来たかと思います。

これらはClaude公式のサイトではなく、Perplexity ProでAIモデルを「Cluade 3.7 Sonnet」にして全部つくりました。

ホントにコピペだけで良くて、超絶楽です。

5.プロンプトについて

僕と同じようにプログラミング素人の場合、下記のようなプロンプトがオススメです。

・こういうサービスを作りたい。必要機能の洗い出しと要件定義のため、ディスカッションして。
・ディスカッションしていく
・(十分に必要そうなものがそろったら)それでは、実際にコードを書いていって。エンジニアではない私でもわかるように、細かい手順を含めて全工程をステップ・バイ・ステップで解説して。

上記のようなプロンプトを入力すると、下記の画像のようにめちゃくちゃ丁寧に教えてくれます。

ありがとうAI。ありがとうClaude。

APIなんて、言葉は知ってるけどまともに触ったことなんて無かったけど、言われた通り全部やったら出来上がりました。

ここでわからない箇所があれば、その部分を指定して「詳しく」と言えば掘り下げてくれます。

もうホントにですね、このぐらいの個人利用レベルのツールであれば知識ゼロ、コピペでまじで出来上がります。

キントーンとか言ってないで、生成AIに聞いて作れば末端社員でも業務効率化できちゃいます。

むしろ大企業の末端社員で単純作業が多ければ、業務のほとんど自動化してリモートだったら寝てても仕事終わる人冗談抜きでいるんじゃないかとも思う。

それぐらい、誰でも簡単にできるレベルにAIが進化しています。

6.Cursorでもうちょい規模大きいものを

こんな感じでここ1週間はClaudeでGoogle Apps Scriptでほしかったツールをちまちまと作ってみました。

ただ!もっとすげぇのがあるらしいんです。

CursorというゴリゴリAIを使ってコーディングできるコードエディターがあるらしいんですけど、その解説動画とか解説記事を見たら、素人でももうちょい規模大きめのサイトやらサービスやらが作れそう。

最初は何言ってるか全然わからんかったけど、動画見まくってイメージが湧いたので今週末から使ってみようと思っています。

まずは家計簿アプリとか野菜や調味料のお買い得価格を確認できる簡易的なツールを自分が欲しいものベースで練習がてら作る予定です。

これも使ってみたあとに報告しますので、気になる方は是非フォローとかしてくれちゃったりしてお待ちください。

それではまた!

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