こんにちは、GOEMON(@goemon_tokyo)です。
僕の保有株の中でも高い比率のサイバーエージェントがQ2の決算発表を行いました。
Q1ではカタールW杯の放送があり、放映権料を計上したので一時的に業績が悪化していましたが、その投資がどれくらい継続ユーザーとして残り、その後のマネタイズに繋がっているかが注目されました。
ざっくりと説明資料に目を通しただけですが、結論としてはABEMAを含むメディア事業は順調に成長していて、W杯の取り組み諸々は藤田社長が言うように成功で、周辺事業も育ってきており、期待できます。
一方でウマ娘を筆頭にゲーム事業は徐々に売上が落ちてきており、発表されている有力IP2タイトルの投入が待たれます。
広告事業は利益率が低下しているものの、新規領域にも投資をしているようですのでさほど心配いらないでしょう。
ひとまず今回の決算を受けては買い増しもせず、売りもせず継続保有で様子見。次の決算でもしかしたらABEMAを含むメディア事業が黒字転換するかもなので、期待ですね。
あとはゲーム事業が次のヒットタイトルまでいかに売上低減を遅らせられるかでしょうか。
個人的にはメディア事業と広告事業は景気に左右されつつも、向こう数年でさらに成長していくのではないかと思っています。
米メタを筆頭にクッキー規制やらAppleのトラッキング規制やらで広告業界はマイナス面が多かったここ数年ですが、AIによる最適化が進み米メタは以前と同じような効率になりつつあるとの報道も出てきています。
よりウェブやアプリへの広告の効率が良くなれば、シェアの高いサイバーエージェントの成長は高いでしょうし、前々からAI関連への投資もしているようですので、業界に先立ってサービスに組み込めるのではないかと期待も持てます。
今の利益水準とPERを照らし合わせるとやや高めの指標の数値感ではありますが、今期はW杯の放映権料が計上されていることを踏まえると妥当な株価かなぁという印象です。
また近々、しっかりと決算短信等を見て数値を精査して記事にまとめたいと思います。
それではまた!