こんにちは、GOEMON(@goemon_tokyo)です。

2月から怒涛の仕事で全く決算が見れていなかったのですが、ようやく落ち着いたので一昨日の土日から決算資料を漁り始めました。

いくつか見てたのですが、前々から気になってたCINCが先月発表した2023年10月期Q1の決算資料を読み終えて、ひとまずは買わずに様子見としたので自分のメモ用という意味も含めてアップしておきます。

皆さんの参考になれば幸いです。

事業概要

CINCの事業はマーケツールの提供を行う「ソリューション事業」とDXコンサルが主な「アナリティクス事業」の2つです。

特にソリューション事業が当初からある事業ですので、こちらがメインとなっています。

Keywordmap / Keywordmap for SNSとういマーケティング用のツールを月額固定料金(120,000円~)で事業会社や広告代理店向けに提供していて、単価と継続率が高い点が特徴の会社です。

昨年10月の決算発表時にかなり気になっていて、調べようと思っていたものの忘れていて見てなかったのですが、それ以降も順調に成長していて売上のグラフはキレイな右肩上がりのようです。

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ツールは原則12ヶ月契約で月額料金が発生するため、ストック型の売上が積み上がりやすくビジネスモデルとしてもキレイで非常に魅力的な会社です。

事業領域としても2021年から始まったAppleのアプリ内トラッキングに関しての変更、Cookie規制によるターゲティング精度の低下に対して、キーワード分析という手法は依然需要の高いでしょうし、今後もしばらくは安定しそうです。

そんなCINCですが、”買い”という判断に至らなかったのはソリューション事業の解約率が直近で上昇していて、今の数値(解約率と新規契約数)だとソリューション事業がマイナス成長になってしまうからです。

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今の解約率が2.7%とのことで、契約数526社に対しては14社近くが当月で解約する計算になります。ザッと計算したところ、直近では毎月の新規契約数が10社前後なので、解約率を低下させるか新規契約数を上げるかをしなければなりません。

決算資料内で解約率が上がってしまった原因と対策について書かれていて、こちらは徐々に改善されそうなのですが、新規の獲得が今後どこまでいけるのか。

成長の鈍化を見ると国内の広告代理店のうち、このサービスを使いこなしてペイできる事業者はかなり取り切っているのではないかと思えてしまいます。そのため、Q1からQ2でどれだけ新規の契約が増えているのか、次回の決算を見てこの懸念が払拭されているのか否かを見たい所です。

また、新規獲得の余地がありそうな、広告代理店ではなく事業会社向けには単価を低くして提供していますが、広告代理店向け以上のサポートが必要になるでしょうから、単価が低い+サポートの人件費がかさんで利益率を圧迫することが予想されます。

これはこれで薄利多売になってしまうので、事業会社向けがメインになったときの利益がどのくらいになりそうか計画の修正を見ないと何ともわからんという感じです。

そういわけでして、昨年まで順調に成長していてしばらくイケイケな数字でしたが、ちょっと怪しい雰囲気も感じましたので一旦見送って次のQ2決算で数字がどれだけ改善されているかを見て再度検討しようと思います。

それではまた!

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