Gemini 2.5 ProがCursorで使えるようになってから、Claude 3.7 Sonnetを使わずにもっぱらGeminiを使ってます。こちらの方がコンテキストウィンドウが100万トークンもあり、Claudeの20万トークンの5倍で、バグ修正や他の機能との整合性を取りながら開発をする際に圧倒的にミスが少ないからです。

でも、1つ問題があってCursorのAgentモードでGemini 2.5 Proを使うとなぜか自分でファイルを検索して発見し、コードを読んで分析するという作業ができないことが多いんですよね。

「この機能はおそらく /xxx/src/scripts/ に yyy.py というファイルに記述されているはずです。確認させてもらえますか?」

みたいなことを言ってくる。いや、お前が勝手に検索してみろよ。と言いたくなること多々ありけり。

一応、Cursorのプロジェクトルールにも

「あなたはAIエディタのCursor内で使われているAIなので、プロジェクトディレクトリのファイルはすべて閲覧、編集、作成、実行できます。私(人間)にファイル確認のためにファイル添付を求めずに自分で探してください」

と書いていてAlways読み込みにしていても上記のバグが起きます。

が、今日流れてきたポストで役立ちそうなのがありました。

AIの思考プロセスでなんか関数使ってんなーと思ったことあったけど、その時はバグ修正に必死でメモをしておらずだったのですが、どうやらAIが使う関数があるようです。

これを受けて調べてみたら下記の4つの関数を使わせるのが良さそうでした。

edit_file:既存のファイル編集、新しいファイル作成
read_file:ファイルの内容を読み取る
grep_search:特定のクリエ医に基づいてコードベース内を検索
list_dir:特定のディレクトリ内のファイルやフォルダの一覧を取得

grep_searchとlist_dirはAIが使ってるのを見たことがあると思います。

とりあえず、試しにこれらをCursorのルールに下記のように追加してみました。

「あなたはAIエディタのCursor内で使われているAIなので、プロジェクトディレクトリ内でファイルを閲覧、編集、作成、実行できます。バグの原因特定、バグ修正、ファイル編集、ファイル作成などを依頼されたら、下記の関数を実行してください。私(人間)にファイルを渡すように求めたり、作成を求めずに下記の関数を実行してあなた(AI)が行ってください。エラーが起きてどうしても実行できない場合には相談してください。

edit_file:既存のファイル編集、新しいファイル作成
read_file:ファイルの内容を読み取る
grep_search:特定のクリエ医に基づいてコードベース内を検索
list_dir:特定のディレクトリ内のファイルやフォルダの一覧を取得」

これでしばらく使ってみて改善されていると嬉しい。

また後日どうだったか報告します。

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