こんにちは、GOEMON(@goemon_tokyo)です。

本日は保有株のうち2社、FOOD&LIFE(スシロー) 3563とラウンドワン 4680の決算発表がありました。

詳しくはそれぞれ振り返り記事を書こうと思いますが、ラウンドワンは予想通り好調なものの来期の見通しが思ったより伸びないなぁという印象でした。それでもまだ割安だと思うので予定通り買い増そうと考えています。

一方のFOOD&LIFEは国内の客離れは一時的なものではなく昨年の一連の騒動と値上げで一定数の客層からは完全に愛想を尽かされたと考えて良さそうです。

ただ、それを補う勢いで海外事業が回復して成長していますので、事業全体としては良い方向かと思います。

余談ですが、昨年5月のちょうど1年前ごろに初めてスシローを訪れて、この値段でこのクオリティーの寿司が食べれるのかと驚いたのですが、実はGWに「はま寿司」に初訪問してみたところ、ほとんどのネタで「はま寿司」の方が圧倒的なクオリティーでした。笑

認知度と店舗数などは数字で比較してこれてましたが、初めて競合のサービスに触れてみて「あれ、スシローってもしかして・・・」と疑心暗鬼になっていた所ですので事業としての成長性は海外メインになるのであればOKかなと思い保有継続の判断です。

長くなりましたが、本日のメモを投下しておきます。


日本、3月の家計調査は消費支出1.9%減少

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA084NJ0Y3A500C2000000/?type=my#AAAUAgAAMA

総務省から3月の家計調査が発表されて、徐々に国内の経済活動の正常化とインフレによる消費活動の鈍化の両方が見て取れるデータが出ています。

食料や調理食品、特に魚介類などが前年同月を下回っていますね。より一層プライベートブランドの製品など価格重視思考が強まりそうです。

家具・家事用品が実質-4.2%で3ヶ月連続の減少となっているのも気になりますね。家電量販店などの決算と合わせて見ておくと良いかもしれません。

他、教育関連は名目、実質ともに-16%とかなりの減少幅です。

一方で外食は23.4%増加、鉄道や航空運賃も大幅に伸びているので、外出関連はコロナ前に戻りつつあるとこのデータからもわかります。

衣類に関しても微増が続いていて、需要は変わらず安定していると言えそうですね。

さらに細かく見たい方は総務省のこちらのPDFを御覧ください。

https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf

生成AI投資はバブルそのもの

https://jp.wsj.com/articles/chatgpt-fever-has-investors-pouring-billions-into-ai-startups-no-business-plan-required-b55a513

Wall Street Jounalの冒頭文を読んでゾッとした。

自分たちのスタートアップ企業に顧客も事業計画も正式な社名すらない段階で、次の大ヒットAI製品にマネーを投じたいと考える熱心な投資家から問い合わせを受けていた。

歴史は繰り返すというのはまさしくこのことかと思えるような一文で、「トロニクスブーム」を思い出しました。

トロニクスブームは1960年頃に起きた航空宇宙関連株のバブルで、事業内容に関係なく「エレクトロニクス」の名詞をもじって社名に「トロニクス」などを入れれば、投資家たちが群がってくるという異常なブームでした。

レコード会社が上場直前に宇宙っぽい名前の「スペーストーン」という社名にしただけで、株価が数週間で7倍になるなど、事業内容そっちのけでとにかく乗り遅れるのを恐れて資金を突っ込むアホな人たちが居たわけです。

当時の情報量と投資家、今の生成AIと著名なVCとの違いがあると思うかもしれませんが、本質的には欲が出すぎてバズワードに飛びついてるだけの人たちというのは変わりません。

生成AIのスタートアップの中から今後世界的な会社はいくつか誕生するかもしれませんが、この記事のように事業計画も何もない段階で「生成AI」というワードだけに食いついた投資家(それもスタートアップに投資しているような先見性が求められるVC)が、とりあえず多くの生成AIスタートアップにシードマネーをバラ巻いて種を巻いておこうとする姿はやはり異常だと思います。

任天堂の本決算は減収減益

https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2023/230509_3.pdf

映画マリオが絶好調な任天堂が2023年3月期の本決算を発表しました。

売上高:1.6兆円(-5.5%)
営業利益:5,043億円(-14.9%)
経常利益:6,010億円(-10.4%)
当期利益:4,327億円(-9.4%)
(前年同期比)

という数値感です。Switchが2017年の発売からもう6年たちますので、ハードの販売台数が落ち込むのは仕方ないでしょう。

コロナ禍の巣ごもり需要で本来であれば買ってなかった層にも購入してもらったであろうことも考慮するとここからSwitchの販売台数を増やすのは至難の業です。

映画がヒットしたとはいえ、任天堂の1.6兆円の売上のうちIP売上は数%の影響度合いですので、そこまでプラスの材料とはならなそうです。映画自体の売上というよりは、将来的なところを含めてマリオというIPへの親近感といいますか、愛着といいますか、そういった所で今後業績への貢献はありそうですね。

ここ最近個人投資家を中心にマリオ映画効果で株価が上げていた分、明日から反動がありそうですね。


保有株

保有株は2銘柄の決算発表がありましたが、前日比+1.65%となりました。

決算発表のあった銘柄を除くとカプコンが「モンハンナウ」発表後から引き続き上昇していて本日も前日比+2.1%となりましたので、含み益は28.43%となっています。

ブシロードとFOOD&LIFEがもう少しで含み益+20%になりそうで、少額ではありますが地道に決算を見てちゃんと判断した銘柄育っていく姿を見るのはゲーム感覚で楽しいです。

一番保有額の高いサイバーエージェントが引き続き含み損 -7%台で苦戦していますが、こちらは長い目で見ているのでまだブレずに待ちですね。

銘柄平均取得単価保有株数本日終値評価損益率
東京日産コンピュータシステム¥5751¥67116.70%
FOOD&LIFE COMPANIES¥2,93513¥3,51519.76%
サイバーエージェント¥1,23263¥1,142-7.31%
Gunosy¥7823¥591-24.42%
楽天グループ¥691100¥671-2.89%
ブシロード¥73266¥86518.17%
カプコン¥4,15012¥5,33028.43%
ラウンドワン¥58550¥5900.85%
合計株購入額¥315,154合計株評価額¥337,7357.17%

それではまた!

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