こんにちは、GOEMON(@goemon_tokyo)です。
2023年、相場初日を迎えましたが本日の日経平均株価は377.64円安の25,716.86円で取引を終えました。後述しますが、Appleやテスラを始めとした米国株安を受けて日本株も売られる展開となりました。
中国経済も先行きが不安視される流れは継続しており、ゼロコロナ政策撤廃後の感染拡大による経済活動の後退はどうなるか全く読めません。
Appleの時価総額2兆ドル割れ
米Appleはここしばらく中国のiPhone工場の生産停止によるiPhoneの供給不足が懸念されており売られる展開が続いていましたが、本日も売られてついに時価総額が2兆ドルを割りました。
10月~12月はクリスマスシーズンを含むiPhoneの重要な販売期間で、その期間に供給が十分でないとの見方からJPモルガンなどが昨年末に目標株価を下げていました。
それでもなお、徐々に供給は回復してきていると楽観的な見方もあり一時的な供給懸念は解決されてきつつありそうです。
参考:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-19/RN5QITDWLU6801?srnd=cojp-v2-markets
テスラ株がさらに急落
毎日のように株価が下がるテスラですが、2023年の取引初日もS&P総合500種指数構成銘柄でトップの下落率を記録したようです。
年末に発表した納入台数が前年比40%という成長を見せながらも、市場予想を下回り12%以上の下落となりました。
悪いニュースが重なる一方で、一部のテスラ車が今年から米国で税金控除の対象になることや昨年Q4の生産台数は販売台数を8.5%上回っているなど、好材料もちらほらある模様です。
参考:https://jp.wsj.com/articles/teslas-sales-miss-puts-spotlight-on-margins-11672811658
黒田日銀総裁:日本経済は金融緩和で安定的な成長を続ける
全国銀行協会の新年賀詞交歓会(がしこうかんかい)の挨拶で上記のように述べたそうな。また、
“事業者の資金繰り支援に加えて、経営改善や事業転換などの支援の必要性は高まる。投資を促進して金融資産所得を増やしていくように。”
とのこと。新NISAを含めて国を挙げて金融資産所得倍増をいろいろと模索中かと思いますが、最近思うにこれによって一時的なバブルが数年内に置き、そのバブル時にこれまで以上の人が投資へお金をつぎ込み、そしてバブル崩壊時のインパクトがかつてないほど大きくなるのではないかと思ったりします。
この辺は拙者が気にすることではないかもしれないのですが、あんまり投資投資言うのもアレだなぁと思ったりしています。
参考:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-04/RNXVR8T0AFB401?srnd=cojp-v2-markets
卯年は戦後4勝2敗で干支内4番目の好成績
縁起のいいデータ。東海東京センターの調査によると1949年以降の卯年はわりと良いようで、干支の中で4番目の好成績とのこと。これは3年の景気サイクルと4年の大統領選挙前年が重なることが要因と考えられるそうです。ただ、辰年が1番パフォーマンスが高いので来年に期待がかかります。
様々な市場関係者予想のように、今年前半は渋い展開で今年後半から来年にかけて明るくなってくるようなイメージ通りになるか否か。
参考:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-04/RNL10YDWRGG001?srnd=cojp-v2-markets
TikTokのバイトダンスが中国で数百人の従業員を解雇
コスト削減のため、バイトダンスが本国で数百人を解雇。メタやGoogleを始めとする米国のインターネット企業は昨年こぞって大量解雇を行いましたが、バイトダンスはここまで好調で、むしろここから収益化を加速させて広告のパイを削り取っていく段階にあると思っていたけど、解雇のニュース。
これは思ったより収益化が難しいということなのか、単純に広告市場が景気の影響を受けてキツそうだからということなのか。
いずれにせよ、中国の経済動向が不安視されている中で厳しいニュースがもうひとつ流れてきたということになりそうです。
保有株状況
銘柄 | 平均取得単価 | 保有株数 | 本日終値 | 評価損益率 | 最終購入日 |
東京日産コンピュータシステム | ¥575 | 1 | ¥589 | 2.43% | 2022/09/14 |
FOOD&LIFE COMPANIES | ¥2,205 | 6 | ¥2,536 | 15.01% | 2022/10/11 |
サイバーエージェント | ¥1,252 | 54 | ¥1,161 | -7.27% | 2022/12/20 |
Gunosy | ¥782 | 3 | ¥596 | -23.79% | 2022/07/27 |
シマノ | ¥21,225 | 3 | ¥20,745 | -2.26% | 2022/12/29 |
ブシロード | ¥720 | 28 | ¥658 | -8.61% | 2022/12/20 |
カプコン | ¥3,680 | 4 | ¥4,250 | 15.49% | 2022/08/25 |
合計株購入額 | ¥182,314 | 合計株評価額 | ¥177,946 | -2.40% |
FOOD&LIFEとシマノが下落し、カプコンが上昇という結果になりました。
シマノに関しては年末にNISA枠を少しでも消化するために滑り込みで購入したため、分析しきれておらず少し不安です。こういう買い方、良くないですね・・・。
しかし今過去の不況時のデータと20年分の各業種別のPERやEPSをまとめつつ、シマノの業績と見比べているのですが、今の業績を考えるとやや割安ということになりそうです。ひとまず、様子見しつつ分析をまとめ終わり次第、記事にしてアップします。
それではまた明日!